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ひたちなか海浜鉄道湊線を利用してみました!(1日フリー切符)

先日、阿字ヶ浦に用があり、その際、久しぶりに「ひたちなか海浜鉄道」を利用してみました!せっかくなので、簡単にご紹介しようと思います。

「ひたちなか海浜鉄道」について

「ひたちなか海浜鉄道」は、第三セクター方式の鉄道です。第三セクター方式というのは、国や地方公共団体(第一セクター)と民間事業者(第二セクター)との共同出資で設立された法人のことを指します。

勝田駅ー阿字ヶ浦駅間を結ぶローカル線・湊線(Photo by Ayaka Yabe)


茨城県ひたちなか市に本社があり、茨城交通から湊線を引き継ぎ、経営中の鉄道事業者です。勝田駅、工機前駅、金上駅、中根駅、高田の鉄橋駅、那珂湊駅、殿山駅、平磯駅、美乃浜学園駅、磯崎駅、阿字ヶ浦駅の全11駅です。

駅名標はアート作品!

湊線の特徴といえば、駅名標のかわいいイラストたち。実は、この駅名標そのものがアート作品なのです。現代アートプロジェクト「みなとメディアミュージアム」(通称:MMM)で制作されたもの。各駅それぞれ降りて撮影を楽しみたい、そんなアート作品です。

ひたちなか海浜鉄道湊線の終点「阿字ヶ浦駅」の駅名標(Photo by Ayaka Yabe)


MMMを運営する「みなとメディアミュージアム実行委員会」は、

  • 産:那珂湊地区商店街、ひたちなか海浜鉄道湊線
  • 学:主に大学教員、大学院生、大学生
  • 芸:アーティスト

からなる研究活動グループ。芸術と地域の協働で、ひたちなか海浜鉄道沿線を中心に、まちの地域活性化を図る活動を展開しています。

また、ひたちなか海浜鉄道と複数の会社と企画・事務局運営を行った人材育成プロジェクト「ローカル鉄道・地域づくり大学」は、2017年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、まちの地域活性化に積極的に取り組んでいます。

お得な切符情報!

ひたちなか海浜鉄道湊線では、お得な切符もいくつか発行しています。
観光地へ訪問といった場合でなくても、乗車区間によっては、こうしたフリー切符を利用した方がトータルで見たときにお得だったりしますので、ご検討ください。

乗車日当日に購入・利用が可能。切符にもデザインされた駅名標が掲載されている。(Photo by Ayaka Yabe)


今回筆者が利用したのは、1日乗り降りが自由な「湊線1日フリー切符」です。終点の阿字ヶ浦駅の往復利用のため、片道570円。そうするとこのフリー切符を利用した方が少しだけですが、安く利用することできました!

湊線1日フリー切符について

・1日乗り降り自由
・毎日販売
・販売場所:湊線勝田駅窓口、那珂湊駅窓口、各駅販売機にて購入
・料金:大人/1,000円、小児/500円(2019年料金改定)

そのほかにも、国営ひたち海浜公園入園券付きのセットクーポンなども販売しています。そちらも是非チェックしてみてください。

沿線の観光スポット情報!!

湊線に乗車するだけでもワクワクしますが、沿線の観光スポットも充実しています。一番はなんといっても阿字ヶ浦駅からバスで約10分、国営ひたち海浜公園。春は一面綺麗な青の世界が広がるネモフィラ、秋は真っ赤な絨毯ともいえるコキアといったように、季節ごとに違った顔を見せてくれます。

そのほか、那珂湊駅下車10分、那珂湊おさかな市場など、さまざまなスポットがあります。

以前、旅メディアにてまとめた記事がありますので、よろしければこちらをご覧ください!(少し古い記事なので、あくまでも参考程度に、最新の情報は公式サイトなどをご確認ください。)

◆青の絶景!茨城・国営ひたち海浜公園へネモフィラを見に行こう!

まとめ

偶然にもかなり久々に乗車することになりましたが、ローカル線に揺られて楽しいひとときでした。車社会の茨城県ですが、お時間のある方ぜひ湊線を利用してみてはいかが。

この記事を書いた人

東京都出身。茨城県常陸大宮市在住。
大学で歴史学や博物館学を専攻し卒業。
介護職→学園史編さんの専門調査員を経て、
2021年4月、茨城県へ地域おこし協力隊(情報発信担当)として移住。
並行して、2017年1月よりフリーライターとしても活動中。主な執筆は、インタビュー、観光、ローカルなど。
>>詳しいプロフィールはこちら

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