私が社会人になって一番最初に働いた職場が老人ホームでした。
介護に関してほぼ初心者だった私が、最終的に介護業界で唯一の国家資格である「介護福祉士」を取得しましたが、そもそもどうすれば資格をとれるの?それまでの道のりについて紹介します。
\こんな方におすすめ/
・介護初心者の方
・介護福祉士の資格を取りたい方
・介護業界についてざっくりと知りたい方など
そもそも「介護福祉士」ってどんな資格?
介護業界に興味があります!
そもそも「介護福祉士」ってどんな資格でしょうか?
介護業界に興味のある方なら押さえておきたいのが「介護福祉士」という資格です。
「介護福祉士」は、数ある介護関係の資格の中で唯一の国家資格となります。簡単にいえば、
プロの介護職員!
介護福祉士国家試験を受験、合格、登録を行うことで、国に認められます。
介護福祉士を取得すると、給与や待遇面が良くなったりもしますし、一度取得してしまえば、更新なども一切ないので、全国どこでも通用する、一生ものの資格となります!
「介護福祉士」試験を受験するには
全国どこでも通用して、一生モノの資格なんて嬉しい!
でも試験を受けるには、きっと条件がありますよね?
受験するまでの決められたルートがあります。
実はこれまで、様々なルートがあり、少し複雑だったのですが、2016年度に改正され、どのルートで介護福祉士を目指したとしても、必ず介護福祉士の国家試験を受験し、合格することが必須となりました。
以上、3つのルートになります。
国家試験の前に、養成施設ルートでは、指定された養成施設等を卒業すること(1,850時間程度)、福祉系高校ルートは、福祉系高校(2009年度以降入学)で、定められた科目・単位を取得し卒業すること(1,855時間程度)、実務経験ルートでは、現場経験に加えて「実務者研修」を修了することが必須となりました。
私が受験をした年は、まさに「実務者研修」という制度が始まったばかりのほやほやの時期でしたので、「実務者研修」って何?という疑問だらけ。
3つのルートがあるものの、国家試験受験者は、やはり現場経験+実務者研修の実務経験ルートが多いようです。未経験者でも始められる仕事だからかもしれませんね!?
実務経験ルートで必須の「実務者研修」とは
なるほど!
私の場合は3の実務経験ルートになりそうです。
「実務者研修」についても教えてください。難しそう…
先ほどからお伝えしているように、試験を受験するにあたって、必須の研修です。
もちろん試験のためでもありますが、実践的により質の高い介護サービスを学ぶことができ、現場で活かすことができ、介護の専門家としての知識向上にも繋がります。
そのほかにも、2019年4月より、訪問介護事業所で配置が必須となった「サービス提供責任者」になるためには、この「実務者研修」の修了あるいは、介護福祉士の資格が必要となりました。
介護職員初任者研修や旧ホームヘルパー2級の修了だけでは、「サービス提供責任者」になることが出来ないので、「実務者研修」はとても重要な研修といえます。
旧ホームヘルパー2級に相当するこの研修では、介護の基礎から応用まで学ぶことができる。介護業界で働きたい、家族の介護にも役立つ資格の一つ。今後介護職としてレベルアップを希望する方は、まずは初任者研修を修了すること。
ヘルパー(訪問介護員)、ケアマネジャー(介護支援専門員)、訪問介護サービスの利用者のパイプ役となり、適切な介護サービスが提供されるように調整するコーディネーターのこと。通称「サ責」。訪問介護計画書の立案やヘルパーへの指示・指導などが主な仕事となる。
最後に、原則として医師や看護師以外には認められていなかった痰(たん)吸引や経管栄養の基礎知識も学ぶことができます。実際に喀痰吸引などのサービスを実施するためには、別途研修が必要になりますが、医療ともほど近い関係にありますので、基礎知識だけでも勉強できるのは良い機会ですね!
解説ありがとうございました!
「実務者研修」はとても重要ですね!
頑張って勉強します♪
まとめ
以前より、受験ルートが簡素化したイメージですが、実務経験ルートでは、「実務者研修」が必須となるなど、自分がどのパターンに当てはまるのか、しっかりと確認することが大切です。
働きながら研修を受けることが多いかと思いますが、担当するお客様のことを考えながら、自分ならどう介護するだろうか?など、実務と照らし合わせながら研修を受けるとより一層、学びが深くなると思います。
ちなみにテキストはこのシリーズを購入して、殆ど独学で勉強していました。
自分に合ったテキストを1冊見つけ、繰り返し勉強すれば、国家資格とはいえ、合格することは可能です。
働き始めたばかりの方も、「介護福祉士」の資格取得を目指して、頑張ってみてください♪
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