これまでライターとして、各種メディアさんで好きな時に、書ける時に文章を書いてお金をいただいてきました。
ただそれは、あくまでも「副業」としてです。今後、本気でライターとして独立したいと思った時に、やはり自己流の文章は卒業しなければと思い立ち、ライター講座の受講を決めました。
文章を書いてお金をもらう、ライターを目指すには
リモートワークが定着しつつある昨今。パソコン一台さえあれば仕事ができる、好きな時に好きな場所で好きなように自分の裁量で仕事がしたいという人が増えているように思います。
文章を書いてお金をもらう=ライティングは、まさに手を出しやすい仕事の一つではないでしょうか。
しかし、手を出しやすいからこそ、それだけで稼ぐことは非常に難しい、更には誰でもライターと名乗ることができてしまう、そんな職でもあります。
私自身、「副業」としては長く続けてきたものの、ライティングだけで食べていくにはどうしたらいいのか…と悩んだ結果、今の仕事をまずは足がかりにしようとした背景があります。
それでもやはり、ライターになりたい人はたくさんいて、自分がどういう文章を書いていきたいのか、どんなライターになりたいかで、目指す方向が変わってくると思います。
その中で、ライター講座を受講するのも一つの方法です。
ライター講座といっても、その種類はさまざまです。料金、回数、どういうライティングに特化しているのか、何を目指すのかなど、選ぶ基準もさまざま。
今回私は、プロを本気で目指す、ライター講座を受講したので、その講座についてご報告します。
出版社が主催するライター講座を受講
私はビジネス出版社である「ダイヤモンド・ビジネス企画」さんが主催するプロライター養成講座を受講しました。
この講座を選んだ理由は、ライター講座を探していたとき、正直どれもしっくりこず、それなら自己流のままでいいかと諦めかけていたときのこと、プロの文字が目に入ります。
誰もがなれるライターではなく、プロとしてお金をもらっていきたいということや、その当時、自主企画でインタビュー取材を始めていたこともあり、もしかしたら自分がやってみたいと、なんとなく思っていることに近い講座ではないかと思いました。
どんな講座なのか調べてみたら、まさに求めていたものそのままでした。
こちらの講座を詳しくお伝えすると、まずは、東京での教室通学とオンラインの2種類から講義を選べます。定員は8名という少人数制、講師は、執筆歴40年以上というベテランの編集長などから個別指導をしていただけます。
出版社が主催するライター講座は非常に珍しく、一般的なWebライティングとは異なり、取材の準備、事前の質問シートの作成、企画書の書き方、インタビューの仕方をしっかりと教えていただけるのが特徴です。
自主企画のインタビュー取材をより上達させたいと思っていたことや、何かに特化したライターでもなく、私ができるライティングとは?について悩んでいたこと、インタビューの面白さに気付き始めたころだったので、ちょうど良いタイミングでこの講座に出会えたことは、私にとって、とても大きな一歩でした。
講座内容とスケジュールについて
講座は主に、
① 基礎Ⅰプログラム
② 基礎Ⅱプログラム
③ 実践プログラム
の3段階で構成。このプログラムを9か月にわたって、全18回で学びます。
私は、養成講座の4期生として、2021年7月~2022年3月まで受講していました。
①では、文章を書く基本や構成力、②では人の心に飛び込むインタビュー取材の方法、③では、出版企画書作成方法と卒業制作に取り組みました。
特に受講生同志で行ったインタビューでは、もっとここを突っ込んで聞くべきだったというところが多々あり、まだまだプロとしての道は遠いと感じたことも多々あり。
ただ、インタビューはやはり経験がとても大事だと思うので、今後も機会があれば積極的にチャレンジしていきたい分野となりました。
まとめ
講座の受講を通して、自己流だった文章の癖を指摘していただけたこと、誰でも書ける文章ではなく私だから伝えられるんだという文章を書きたいと思えるようになったこと、一般的なWebライティングは、私は求めていないということがよく分かりました。
ライターとしてのスタートは旅を仕事にするトラベルライターで、今後もそちらは細々とやっていくと思います。やっぱり旅を写真と文章で表現することも好きなので。
ただ、今自分が一番やりたい、求めていることは、人の人生を、その人が当たり前と思っていることでも誰かに勇気だったり、元気を与えられるインタビュー取材の記事化。
やっぱり「想い」のこもった記事は素敵だと思うからです。
独学でももちろん大丈夫なライターというお仕事。自分を客観視することやどういうライターになりたいかで、講座を受講するのも一つの手だと思います。
9か月とても長かったですが、自分の将来像が明確になったという意味でも私にとっては、非常に意味のある時間だったと思います。
もしこの記事を読んでライター講座に少しでも興味が湧いてきたという人は、ぜひ調べてみてください。きっとあなたに合った講座が見つかるはずです!
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